ペットを飼いたい初心者のための完全ガイド【2026年版】準備から費用まで丸わかり

犬の飼い方

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はな
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犬2匹・猫1匹の多頭飼い歴8年。ペットフードアドバイザー。「ペットも家族!」をモットーに、飼い主さんの悩みに寄り添う情報を発信しています。

「ペットを飼ってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」

そんな初心者さんに向けて、ペットを飼う前に知っておくべきことをギュッとまとめた完全ガイドを作りました。うちは犬2匹猫1匹の多頭飼い歴8年なので、その経験も踏まえてお伝えしますね。

この記事を読めば、ペットの選び方から準備するもの、毎月かかる費用、そして飼い主としての心構えまで、ペットを迎える前に必要な知識がすべてわかりますよ。

ペットを飼う前に確認すべき5つのこと

1. 住環境はペットOK?

マンション・アパートに住んでいる場合、ペット飼育可の物件かを必ず確認してくださいね。「ペット可」でも犬のサイズや頭数に制限があったり、猫はNGだったりすることもあるんです。

戸建てでも、近隣との距離が近い場合は鳴き声トラブルに注意が必要ですよ。

2. 家族全員が賛成している?

ペットを飼うのは家族全員の同意が大前提なんですよね。アレルギーがある家族がいないかも確認しましょう。犬アレルギー・猫アレルギーは、飼い始めてから発症するケースもあるんです。

3. 経済的な余裕はある?

正直、ペットは想像以上にお金がかかります。後で詳しく説明しますが、犬で年間20〜50万円、猫で年間10〜25万円程度の費用がかかるのが一般的なんですよね。15年以上の生涯費用で考えると、300〜500万円以上になることも。

4. 時間と体力はある?

犬なら毎日の散歩、猫ならトイレ掃除や遊びの時間。日々のお世話は365日休みなしなんです。飼い主さんなら分かると思うんですけど、仕事が忙しくても散歩は欠かせないんですよね。長期の出張や旅行が多い人は、現実的に飼えるかどうかよく考えてください。

5. 15〜20年の覚悟はある?

犬も猫も平均寿命は13〜16年程度。これは「15年以上、毎日お世話をする」ということなんです。その間に引っ越し、転職、結婚、出産…ライフステージが変わっても、最後まで責任を持って飼い続けられるかをしっかり考えましょうね。ペットも家族ですから。

犬と猫、どっちを飼う?比較表

項目
散歩 毎日必要(1日30分〜1時間) 不要(完全室内飼い)
しつけ 必須(トイレ、吠え、噛みなど) 比較的楽(トイレは覚えやすい)
留守番 苦手な子が多い(分離不安) 比較的得意
費用 やや高い 犬よりは控えめ
鳴き声 吠える(近所トラブルのリスク) 比較的静か
スキンシップ 好き(甘えん坊が多い) 個体差が大きい
旅行時 ペットホテルや預け先が必要 短期ならペットシッターでOK
においの管理 体臭あり(定期シャンプー必要) 体臭は少ないがトイレの臭い

ざっくり言うと、犬は「一緒に過ごす時間を大切にしたい人」向けで、猫は「自立した関係を楽しみたい人」向けなんですよね。うちは両方飼っているので、それぞれの魅力がよく分かります。

初めて飼うならおすすめの犬種・猫種

初心者向き犬種

  • トイプードル:賢くてしつけがしやすい。抜け毛が少ない。サイズも小さい
  • シーズー:穏やかで落ち着いている。室内犬として最適
  • キャバリア:温厚でフレンドリー。初心者でも扱いやすい
  • ミニチュアシュナウザー:賢くて忠実。抜け毛が少ない

初心者向き猫種

  • スコティッシュフォールド:穏やかで人懐っこい。初心者にも飼いやすい
  • ラグドール:抱っこ好きで大人しい。名前の通り「ぬいぐるみ」のよう
  • マンチカン:活発だけどフレンドリー。短い脚がかわいい
  • 雑種(MIX):丈夫で病気になりにくい傾向。保護猫の譲渡も選択肢に

ペットを迎える方法

1. ペットショップ

一番身近な方法です。実際に見て選べるメリットがありますが、衝動買いに注意。事前にしっかり調べてから訪問しましょうね。

2. ブリーダー

特定の犬種・猫種を専門的に繁殖している人から迎える方法なんです。親犬・親猫の性格や健康状態がわかるのがメリットですよ。

3. 保護団体・里親

保健所や動物愛護団体から譲り受ける方法です。殺処分される命を救うことにもつながるんですよね。譲渡条件(室内飼い、避妊去勢、定期的な報告など)があることが多いです。

保護犬・保護猫の情報は環境省の動物愛護管理法関連ページでも確認できます。

ペットを迎える前に準備するもの

犬の場合

必要なもの 費用の目安
ケージ・サークル 5,000〜20,000円
トイレトレー+ペットシーツ 2,000〜5,000円
食器(フード用・水用) 1,000〜3,000円
ドッグフード 2,000〜5,000円/月
首輪・リード 1,000〜5,000円
ベッド・毛布 2,000〜5,000円
おもちゃ 500〜2,000円

初期費用の合計:15,000〜45,000円程度(犬の購入費用は別)

猫の場合

必要なもの 費用の目安
ケージ(初期のみ使用でもOK) 5,000〜15,000円
トイレ+猫砂 2,000〜5,000円
食器(フード用・水用) 1,000〜3,000円
キャットフード 2,000〜4,000円/月
爪とぎ 500〜3,000円
キャットタワー 3,000〜15,000円
キャリーバッグ 2,000〜5,000円
おもちゃ 500〜2,000円

初期費用の合計:15,000〜48,000円程度(猫の購入費用は別)

ペットの月々の費用

犬の場合(小型犬の目安)

項目 月額の目安
フード代 3,000〜5,000円
ペットシーツ 1,000〜2,000円
トリミング 3,000〜8,000円(犬種による)
ペット保険 2,000〜4,000円
おやつ・おもちゃ 1,000〜2,000円
合計 10,000〜21,000円/月

猫の場合

項目 月額の目安
フード代 2,000〜4,000円
猫砂 500〜1,500円
ペット保険 1,500〜3,000円
おやつ・おもちゃ 500〜1,500円
合計 4,500〜10,000円/月

これに加えて、年に1〜2回のワクチン接種や健康診断で年間10,000〜30,000円程度。病気やケガをした場合の治療費は別途かかりますよ。

飼い始めにやること

1. 動物病院を見つける

迎えたらまずかかりつけの動物病院を決めましょう。初回は健康チェックとワクチンスケジュールの相談をしてくださいね。

2. 市区町村への届出(犬の場合)

犬を飼い始めたら30日以内に市区町村に届け出て、鑑札の交付を受ける必要があるんです(狂犬病予防法)。

3. マイクロチップの確認

2022年6月以降、ペットショップやブリーダーから購入した犬猫にはマイクロチップの装着が義務化されています。飼い主の情報変更登録を忘れずにしてくださいね。

4. 避妊・去勢手術の検討

繁殖の予定がなければ、避妊・去勢手術を推奨します。病気の予防にもなるんですよね。適切な時期は獣医師に相談してください。

5. 保険の検討

ペット保険は若いうちに加入するほど保険料が安いんです。高齢になってからでは選択肢が限られるので、早めに検討しましょう。

初心者がやりがちな失敗

衝動買い

ペットショップで「かわいい!」と思って即決。でも飼い始めてから「こんなに大変だとは思わなかった…」というパターンなんですよね。最低1週間は冷静に考えてから決めましょう。

品種の特性を調べない

見た目だけで選ぶと後悔することもあるんです。例えば、フレンチブルドッグは見た目は可愛いですが、暑さに弱い・いびきがすごい・皮膚トラブルが多いなど、飼い方に注意が必要ですよ。

フードの与えすぎ

「喜んで食べるからもっとあげよう」→肥満一直線なんですよね。給餌量はフードのパッケージに記載されている目安を守りましょう。実際にうちでも計量を始めてから体重管理がうまくいくようになりました。

しつけの放棄

特に犬は、子犬のうちの社会化期(生後3〜14週)が非常に重要なんです。この時期にさまざまな人、犬、環境に慣れさせておくと、成犬になってからの問題行動が減りますよ。

ペットの防災対策

意外と見落としがちなのが防災対策なんですよね。ペットも家族ですから、災害時にペットと一緒に避難するための「同行避難」の準備もしておきましょう。

  • キャリーバッグに慣れさせる
  • 5日分以上のフード・水を備蓄
  • 常備薬がある場合は多めにストック
  • ペットの写真と情報カード(はぐれた時の捜索用)
  • 予防接種の証明書のコピー

災害時のペットとの避難については、環境省の災害時におけるペットの救護対策ガイドラインが参考になります。

まとめ:ペットを飼うのは「命を預かる」ということ

初めてペットを飼う前に確認すべきポイントをまとめますね。

  • 住環境・家族の同意・経済力・時間を事前に確認
  • 犬と猫はそれぞれ特性が違うので、ライフスタイルに合う方を
  • 初期費用:15,000〜48,000円(ペット本体の価格は別)
  • 月々の費用:犬で1〜2万円、猫で5,000〜1万円
  • 15〜20年間、最後まで責任を持つ覚悟を

ペットは癒しだけでなく、責任や苦労も一緒にやってくる存在なんですよね。でも、その分だけ得られる幸せは計り知れません。うちの子たちも毎日たくさんの幸せをくれています。

しっかり準備して、素敵なペットライフを始めてくださいね。

一般社団法人ペットフード協会では、ペットの飼育実態調査データも公開されています。

※この記事は記事執筆時点の情報をもとに作成しています。費用は地域やペットの種類によって異なります。ペットの健康管理については、獣医師にご相談ください。

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