「ペットショップで一目惚れした」「保護団体から譲渡の連絡が来た」。ペットとの出会いにワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ペットを迎える前の準備は、その後の飼い主ライフの質を大きく左右します。「あれを買い忘れた」「これを知らなかった」と慌てることがないように、事前にしっかりとチェックしておくことが大切です。
この記事では、犬と猫それぞれについて、必需品リスト・あると便利なグッズ・初期費用の目安・お迎え初日の過ごし方まで網羅的にまとめました。初めてペットを飼う方はもちろん、久しぶりに新しい子を迎える方にも役立つ内容になっていますので、ぜひチェックリスト代わりにお使いください。

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【最重要】ペットを迎える前の心構え
グッズの準備よりも先に確認しておくべき大切なことがあります。ペットを迎えるのは楽しいイベントですが、同時に大きな責任を伴う決断でもあります。
飼育にかかる費用を把握しているか
ペットの飼育は想像以上にお金がかかります。食費だけでなく、医療費やトリミング代、消耗品など、毎月コンスタントに出費が発生します。
犬の場合(年間費用の目安)
- フード代:3万〜8万円
- 医療費(予防接種、フィラリア予防、健康診断):3万〜5万円
- トリミング代:3万〜10万円(犬種による)
- ペット保険:3万〜7万円
- その他(おやつ、消耗品、おもちゃなど):2万〜5万円
- 合計:年間14万〜35万円程度
猫の場合(年間費用の目安)
- フード代:2万〜6万円
- 医療費(予防接種、健康診断):1万〜3万円
- 猫砂代:1万〜2万円
- ペット保険:2万〜5万円
- その他(おやつ、消耗品、おもちゃなど):1万〜3万円
- 合計:年間7万〜19万円程度
これに加えて、病気やケガをした際の医療費は別途かかります。高額になることもあるため、ペット保険の加入も併せて検討しましょう。

15年以上のコミットメントであること
犬は平均寿命13〜15年、猫は15〜20年です。その間ずっと責任を持って面倒を見る覚悟が必要です。引っ越し、結婚、出産、転職とライフステージが変わっても、ペットを手放さない意志を持つことが前提条件になります。
家族全員の同意は得たか
一緒に住む全員がペットを迎えることに賛成していることが大前提です。アレルギーの有無も事前に確認しておきましょう。特に犬や猫のアレルギーは暮らし始めてから発覚するケースもあるため、心配な場合は事前にアレルギー検査を受けておくと安心です。
住環境はペット可か
賃貸の場合、ペット可の物件かどうかは必ず確認してください。「ペット可」と「ペット相談可」は意味が異なるため、管理会社に直接確認するのが確実です。
【犬を迎える場合】準備リスト
絶対に必要なもの(マスト)
- フード&フードボウル:お迎え元で食べていたフードと同じものを最初は用意する。ボウルはステンレス製か陶器が衛生的
- 水飲みボウル:常に新鮮な水を用意する。ノズルタイプの給水器もOK
- トイレトレー&ペットシーツ:室内トイレは最初から必ず準備する
- ケージ・クレート:犬の安全な居場所として確保。留守番時や就寝時に使用
- 首輪(ハーネス)&リード:散歩用に必須。迷子札も一緒に用意する
- 寝床(ベッド・ブランケット):安心して眠れる場所を用意してあげる
- ウンチ袋:散歩時のマナー必需品
あった方がいいもの
- おもちゃ:噛めるもの、引っ張りっこできるもの、知育おもちゃなど2〜3個あると安心です
- 消臭スプレー:トイレの失敗は必ず起きるため、ペット用の消臭スプレーを用意しておきましょう
- ブラシ:犬種に合ったブラシを選びます
- 爪切り:犬用のギロチンタイプが使いやすいです
- ペット用ウェットシート:足拭き、体拭きに重宝します
- キャリーケース:動物病院への移動に必要です
お迎え後すぐに必要な手続き
- 動物病院の初診:健康チェック、ワクチンスケジュールの相談を行います
- 畜犬登録:居住地の市区町村に届出が必要です(狂犬病予防法で義務付けられています)
- マイクロチップ登録:販売業者には装着が義務化されています。登録情報の変更手続きを忘れずに行ってください
- ペット保険の検討:若いうちに加入した方が保険料を安く抑えられます
【猫を迎える場合】準備リスト
絶対に必要なもの(マスト)
- フード&フードボウル:お迎え元で食べていたフードと同じものを最初は用意する
- 水飲みボウル:猫は流れる水を好む子も多いため、循環式の給水器もおすすめ
- 猫用トイレ&猫砂:猫の数+1個が理想(1匹なら2個)
- ケージ:お迎え直後の安全な居場所として。慣れるまではケージ生活にすると安心
- 爪とぎ:用意しないと家具がボロボロになるため必須
- キャリーケース:動物病院への移動や災害時の避難に使用
- 寝床(ベッド・ブランケット):お気に入りの場所を見つけてくれる

あった方がいいもの
- キャットタワー:猫の上下運動と爪とぎ、くつろぎスペースを兼ねます
- おもちゃ:猫じゃらし、ボール、ネズミのおもちゃなどがあると楽しく遊べます
- ブラシ:短毛種はラバーブラシ、長毛種はスリッカーブラシが適しています
- 爪切り:猫用のハサミタイプが使いやすいです
- 消臭スプレー:ペット用のものを用意しましょう
- 脱走防止ネット・柵:窓や玄関からの脱走対策は最重要事項です。猫は想像以上に脱走が上手です
お迎え後すぐに必要な手続き
- 動物病院の初診:健康チェック、ワクチンスケジュールの相談を行います
- マイクロチップ登録の確認:登録情報の変更手続きを忘れずに
- 避妊・去勢手術の相談:適切な時期について獣医師と相談しましょう
- ペット保険の検討:こちらも若いうちの加入がおすすめです
お迎え初日〜1週間の過ごし方
ペットにとってお迎えは大きな環境変化です。最初の1週間の過ごし方が、その後の信頼関係に大きく影響します。
初日:とにかく静かに見守る
お迎え初日は、ペットにとってすべてが初めての環境です。不安でいっぱいの状態ですので、静かに見守ることを心がけましょう。
- 準備したケージやサークルに入れて、静かに過ごさせる
- 無理に触ったり、たくさんの人に会わせたりしない
- フードと水を用意して、食べなくても焦らない
- お子さんがいる場合は「そっとしておこうね」と伝えておく
2〜3日目:少しずつ慣れさせる
- ケージの扉を開けて、自分から出てくるのを待つ
- おやつを手から与えてみる
- 短時間のスキンシップから始める
4〜7日目:生活リズムを作る
- 食事、散歩(犬の場合)、遊びの時間を固定し始める
- トイレトレーニングを本格的に開始する
- 行動範囲を少しずつ広げていく

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部屋の安全対策チェックリスト
ペットを迎える前に、部屋の危険ポイントを確認しておくことが重要です。事故は「まさか」というタイミングで起きるものです。
- 電気コード:噛んで感電する危険あり。カバーをつけるか手の届かない場所に隠す
- 小さなもの:ボタン、ヘアゴム、クリップなど飲み込みやすいものを片付ける
- 観葉植物:有毒な植物は撤去する(ユリ、ポインセチア、アイビーなど)
- ゴミ箱:フタ付きに変更する(鶏の骨やチョコの包み紙をあさる事故が多い)
- 洗剤・薬品類:手の届かない場所に保管する
- 窓・ベランダ:猫の場合は脱走防止ネット必須。犬もベランダからの落下に注意
- 浴槽:水を張ったまま放置しない(子猫や小型犬が落ちると溺れる可能性がある)
初期費用の目安
お迎え時にかかる初期費用のおおよその目安を紹介します。事前に予算を確認しておくと安心です。
犬の場合
- 生体価格:10万〜40万円(保護犬の場合は譲渡費用3万〜5万円程度)
- グッズ一式:3万〜5万円
- 初回医療費(ワクチン、健康診断など):1万〜3万円
- 合計:14万〜48万円程度
猫の場合
- 生体価格:5万〜30万円(保護猫の場合は譲渡費用1万〜3万円程度)
- グッズ一式:2万〜4万円
- 初回医療費(ワクチン、健康診断など):1万〜2万円
- 合計:8万〜36万円程度
よくある準備不足あるある
初めてペットを迎える方がよく経験する「準備不足あるある」をまとめました。同じ失敗をしないために事前にチェックしておきましょう。
- トイレシーツの枚数が全然足りない:子犬は1日に何回もトイレをするため、大量に用意しておくのが正解です
- 消臭スプレーを買い忘れる:お迎え初日からトイレの失敗は起こり得るため、必ず事前に準備しておきましょう
- かかりつけ動物病院を決めていない:夜間救急病院の場所も併せて事前に調べておくと安心です
- 脱走対策が甘い:猫は想像以上に脱走が上手です。窓をほんの少し開けただけでも出てしまうことがあります
- ペットOKの場所を把握していない:近所のドッグランや散歩コースを事前に下見しておくと、お迎え後すぐに活用できます

まとめ:準備万端でペットを迎えよう
ペットを迎えるための準備は大変に感じるかもしれませんが、この準備期間も含めてペットライフの始まりです。しっかりと準備を整えることで、ペットも飼い主も安心してスタートを切ることができます。
- まずは心構えと費用の確認から始める
- 必需品はお迎え前に全て揃える
- 部屋の安全対策を万全にしておく
- かかりつけ動物病院を決めておく
- お迎え初日は静かに見守ることを心がける
万全の準備を整えて、大切な家族との素晴らしいペットライフをスタートさせてください。
ペットの適正飼養について詳しくは環境省 動物の愛護と適切な管理のページが参考になります。マイクロチップの登録については環境省 犬と猫のマイクロチップ情報登録サイトから手続きが可能です。お近くの動物病院を探す場合は公益社団法人 日本獣医師会のサイトが便利です。
※この記事は記事執筆時点の情報をもとに作成しています。最新の情報は各公式サイトや獣医師にご確認ください。
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最後までお読みいただきありがとうございます。愛犬のフード選びに迷ったら、こちらの記事もぜひご覧ください。
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