「グレインフリーのキャットフードって、結局良いの?悪いの?」この疑問を抱えている飼い主さんは非常に多いのではないでしょうか。SNSでは「猫に穀物は不要!」という声もあれば、「グレインフリーにこだわる必要はない」という意見もあり、判断に迷ってしまいます。
結論から申し上げると、グレインフリーが合う猫にとっては素晴らしい選択肢ですが、すべての猫に必須というわけではありません。大切なのは、愛猫の体質に合っているかどうかを見極めることです。
この記事では、グレインフリーキャットフードのメリット・デメリットを正直にお伝えした上で、おすすめできるグレインフリーフード8選を紹介していきます。愛猫にとってベストなフードを見つける参考にしてください。
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そもそもグレインフリーって何?
グレインフリーとは、小麦・トウモロコシ・米・大麦などの穀物を一切使用していないフードのことです。穀物の代わりに、サツマイモ・ジャガイモ・エンドウ豆・ヒヨコ豆などが炭水化物源として使われています。
似た言葉で「グルテンフリー」がありますが、こちらは小麦などに含まれるグルテン(タンパク質)のみを除去したもので、グレインフリーとは別の概念です。グレインフリーの方がより広い範囲で穀物を排除しています。

グレインフリーのメリット
1. 穀物アレルギーの猫に安心
猫の食物アレルギーの原因として、穀物(特に小麦やトウモロコシ)が挙げられることがあります。穀物アレルギーの症状は、皮膚のかゆみ・嘔吐・下痢・被毛の状態悪化などです。グレインフリーフードであれば、これらの原因物質を確実に避けることができます。
2. 高タンパク質になりやすい
穀物を使わないぶん、肉や魚の配合量が増える傾向があります。猫は本来肉食動物ですから、タンパク質が豊富なフードは自然な食性に近いと言えます。特にグレインフリーフードでは動物性タンパク質50~85%というものも珍しくありません。
3. 消化の相性が良い猫もいる
猫は穀物を消化する酵素(アミラーゼ)の分泌量が犬よりも少ないとされています。そのため、穀物の消化が苦手な猫にとっては、グレインフリーのフードに切り替えることでお腹の調子が改善するケースがあります。
グレインフリーのデメリット・注意点
1. 価格が高い
穀物の代わりに肉や魚を多く使用するため、どうしても価格は高くなります。月々のフード代が1.5~2倍になることも珍しくないため、継続できる価格帯かどうかを事前に確認しておくことが大切です。
2. すべての猫に必要なわけではない
穀物アレルギーのない猫にとっては、グレインフリーが特別に優れているわけではありません。適切に加工された穀物は消化可能であり、栄養源としても問題ありません。「グレインフリー=高品質」とは限らないという点を覚えておきましょう。
3. 豆類の大量使用に注意
穀物を使わない代わりに、エンドウ豆やレンズ豆を大量に使用しているフードも存在します。豆類はタンパク質含有量を見かけ上増やすことができますが、猫にとっては動物性タンパク質の方が生物学的に有用です。原材料の上位に豆類ばかり並んでいるフードは避けた方が賢明です。

グレインフリーキャットフードおすすめ8選
1. カナガンキャットフード
グレインフリーキャットフードの中でも高い人気を誇る定番商品です。新鮮なチキンを60%以上使用し、サツマイモやジャガイモを炭水化物源としています。タウリンもしっかり配合された全年齢対応フードで、粒サイズも食べやすく設計されています。食いつきの良さには定評があります。
主原料:チキン60%以上
カロリー:約405kcal/100g
2. モグニャン
白身魚を65%使用した魚ベースのグレインフリーフードです。チキンが苦手な猫や魚好きな猫に最適で、サツマイモ・エンドウ豆・バナナなど自然素材を使用しています。人工添加物不使用で、開封した瞬間の魚の香りが食欲を刺激します。
主原料:白身魚65%
カロリー:約379kcal/100g
3. オリジン キャット&キトゥン
肉含有量85%を誇る超ハイプロテインフードです。新鮮な鶏肉・七面鳥・魚を使用し、猫本来の食性を忠実に再現しています。タンパク質40%以上で、品質へのこだわりはトップクラスです。価格は高めですが、成分の充実度は申し分ありません。
主原料:鶏肉・七面鳥・魚85%
カロリー:約406kcal/100g
4. アカナ ワイルドプレイリーキャット
オリジンの姉妹ブランドで、肉含有量70%の高品質フードです。鶏肉・七面鳥・魚のブレンドで栄養バランスも良好です。オリジンほど高価ではないものの品質は確かで、コスパと品質のバランスで選ぶなら非常におすすめできる商品です。
主原料:鶏肉・七面鳥・魚70%
カロリー:約393kcal/100g

5. ニュートロ ナチュラルチョイス 穀物フリー
ダック&ポテトの組み合わせで、チキンアレルギーの猫にも対応しています。自然素材にこだわるニュートロの品質管理は定評があり、スーパーやホームセンターでも入手しやすいのが魅力です。グレインフリー入門としても適した商品です。
主原料:ダック
カロリー:約380kcal/100g
6. ジャガーキャットフード
チキン・鴨・サーモン・マスの4種類のタンパク質を贅沢にブレンドした高級グレインフリーフードです。動物性タンパク質80%以上で、猫の食性に非常に近い栄養バランスとなっています。朝鮮人参やプロバイオティクスも配合されており、健康維持への配慮も充実しています。
主原料:チキン・鴨・サーモン・マス80%以上
カロリー:約387.5kcal/100g
7. ナウフレッシュ グレインフリー アダルトキャット
100%新鮮な肉・魚を使用している点(ミール不使用)が最大の特徴です。ターキー・サーモン・ダックをベースに、ベリー類やココナッツオイルなどの機能性食材も配合されています。ミールフリーにこだわる飼い主さんから高い支持を集めています。
主原料:ターキー(生)、ポテト
カロリー:約387kcal/100g
8. 犬猫生活キャットフード
国産の生肉をたっぷり使用したグレインフリーフードです。鶏肉・魚をメインに、4種の乳酸菌を配合しています。国内工場で製造されており鮮度も安心です。ノンオイルコーティングで素材本来の味を活かした設計で、国産グレインフリーを探している方に最適な選択肢です。
主原料:国産鶏肉・魚
カロリー:約373kcal/100g
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グレインフリーフードへの切り替え方
段階的に移行しよう
グレインフリーフードは穀物入りフードと成分バランスが異なるため、いきなり全量切り替えるとお腹を壊すことがあります。10日~2週間かけて、少しずつ新しいフードの割合を増やしていくのが安全な切り替え方法です。
切り替え後にチェックすべきこと
- うんちの状態:適度な硬さか、軟便・下痢はないか
- 被毛の変化:ツヤが出たか、毛並みが良くなったか
- 食いつき:喜んで食べているか、残していないか
- 体重変化:急激に増減していないか
- 皮膚の状態:かゆがっていないか、赤みはないか
2~3ヶ月は継続して様子を見てください。特にアレルギー対策で切り替えた場合は、効果が出るまでに時間がかかることもあります。
こんな猫にはグレインフリーがおすすめ
- 穀物アレルギーと診断された猫
- 原因不明の皮膚トラブルがある猫
- 穀物入りフードだと軟便になりやすい猫
- 食いつきが悪くて高タンパクフードを試したい猫
逆にグレインフリーじゃなくてもいい猫
- 穀物入りフードで特に問題なく過ごせている猫
- うんちの状態も被毛の状態も良好な猫
- フード代をできるだけ抑えたい場合

まとめ:大事なのは「グレインフリーかどうか」じゃなく「中身」
グレインフリーは魔法の言葉ではありません。大切なのは、主原料が良質な動物性タンパク質であること、不要な添加物が含まれていないこと、そして愛猫の体質に合っていることです。
グレインフリーが合う猫には素晴らしい選択肢ですし、合わない猫に無理に与える必要はありません。今回紹介した8商品を参考に、愛猫にとってベストなフードを見つけてあげてください。
参考リンク:
※記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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