犬の避妊手術を受けさせるべきかどうか、悩んでいる飼い主さんは少なくないでしょう。「手術のリスクが怖い」「費用がどれくらいかかるかわからない」「本当にメリットがあるの?」など、さまざまな不安があるはずです。
犬の避妊手術には、一部の病気のリスクを下げられるとされるメリットがある一方で、全身麻酔のリスクや費用面のデメリットもあります。メリットとデメリットの両方を正しく理解した上で判断することが大切です。
この記事では、犬の避妊手術の費用相場からメリット・デメリット、手術の流れ、術後のケアまで詳しく解説します。

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犬の避妊手術の費用相場
サイズ別の手術費用目安
| 犬のサイズ | 手術費用の目安 |
|---|---|
| 小型犬(5kg以下) | 病院に確認 |
| 中型犬(5〜15kg) | 病院に確認 |
| 大型犬(15kg以上) | 病院に確認 |
上記の費用には手術料のほか、麻酔料が含まれていることが多いですが、術前検査や入院費、術後の投薬が別途かかる場合もあります。詳細はかかりつけの動物病院に確認しましょう。
追加でかかる可能性のある費用
- 術前検査(血液検査・レントゲンなど)
- 入院費
- 術後の投薬・抜糸
- エリザベスカラー
トータルの費用は病院や犬の状態によって異なるため、事前に見積もりを確認しましょう。
自治体の助成金制度
自治体によっては犬の不妊・去勢手術に対する助成金制度があります。自治体により内容や金額は異なります。お住まいの市区町村の窓口やホームページで確認してみましょう。


避妊手術のメリット
1. 子宮蓄膿症の予防
子宮蓄膿症は未避妊のメス犬に多い命に関わる病気です。避妊手術で子宮と卵巣を摘出することで、子宮蓄膿症の発症を防げるとされています。詳しくは獣医師に確認してください。
2. 乳腺腫瘍のリスク低減
初回発情前に避妊手術を受けた場合、乳腺腫瘍の発症リスクを下げられるとされています。発情を重ねるごとにその効果は薄れるとされるため、手術の時期は獣医師に相談してください。
3. 発情期のストレス軽減
発情期には出血(ヒート)や情緒不安定、食欲低下などが見られます。避妊手術を受けることで、これらの発情に伴うストレスから犬を解放することができます。
手術をするかどうか検討している間の発情期は、サニタリーパンツ(マナーパンツ)を使うと室内の汚れを抑えられます。
4. 望まない妊娠の防止
ドッグランや散歩中に予期しない交配が起こる可能性はゼロではありません。避妊手術は、望まない妊娠を防ぐための方法のひとつです。
避妊手術のデメリット
1. 全身麻酔のリスク
避妊手術には全身麻酔が必要です。麻酔のリスクは犬の年齢や健康状態によって異なり、ゼロではありません。特に高齢犬や持病のある犬は麻酔リスクが高まるため、獣医師とよく相談しましょう。
2. 太りやすくなる
避妊手術後はホルモンバランスの変化により、基礎代謝が低下して太りやすくなる傾向があります。手術後はフードの量や運動量を調整して、体重管理に気を配る必要があります。
3. 将来の繁殖ができなくなる
当然ながら、避妊手術を受けた犬は二度と子犬を産むことができません。繁殖を考えている場合は、慎重に判断する必要があります。
4. 術後の痛みと回復期間
手術後は1〜2週間程度の安静が必要です。傷口を舐めないようエリザベスカラーを装着し、激しい運動は控えます。術後の痛みは鎮痛剤でコントロールできますが、犬にとって負担になることは事実です。
避妊手術を受けるかどうかは飼い主の判断ですが、子宮蓄膿症は命に関わる病気であり、高齢になってからの発症は手術リスクも高くなります。メリットとデメリットを比較した上で、できるだけ早い段階で獣医師に相談することをおすすめします。


避妊手術の適切な時期
推奨される時期
一般的には生後6か月〜初回発情前が避妊手術の理想的なタイミングとされています。初回発情前に手術を受けることで、乳腺腫瘍のリスク低減効果が最大化されます。
成犬でも手術は可能
成犬になってからでも避妊手術は可能です。ただし、高齢になるほど麻酔リスクが高くなるため、早めの判断が望ましいです。
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手術の流れと術後ケア
手術当日の流れ
- 手術前日の夜から絶食(水は当日朝まで可の場合が多い)
- 当日朝に動物病院へ連れていく
- 術前検査(血液検査など)
- 全身麻酔下で手術(所要時間は病院や犬の状態による)
- 術後の経過観察(当日退院または1〜2泊入院)
術後のケア
- エリザベスカラーを装着して傷口を保護
- 激しい運動やジャンプは1〜2週間控える
- 傷口が赤く腫れたり化膿している場合はすぐに動物病院へ
- 術後7〜10日で抜糸(吸収糸の場合は不要)
- 術後は太りやすくなるため、フードの量を見直す
よくある質問(Q&A)
Q. 避妊手術は痛いですか?
手術中は全身麻酔をかけます。術後の痛みへの対応(鎮痛剤など)は、動物病院で説明を受けてください。犬によっては術後当日から元気に動き回ることもありますが、安静を心がけてください。
Q. ペット保険で避妊手術の費用はカバーされますか?
多くのペット保険では避妊手術は「予防的処置」として保険適用外です。ただし、子宮蓄膿症などの病気の治療としての手術であれば保険が適用される場合があります。加入しているペット保険の約款を確認しましょう。
Q. 避妊手術後に性格が変わることはありますか?
ホルモンの変化により、発情期特有の興奮や攻撃性が減って穏やかになる場合があります。ただし、基本的な性格が大きく変わることは少ないとされています。
手術のあとは、食事の量を量って与え、体重の変化を見ながら調整することが基本です。グランツは、人工添加物(保存料・着色料・香料)と穀物を使わない総合栄養食で、定期便は1袋(600g)1,980円(税込)と公式に案内されています。術後の食事は、担当の獣医師の指示を優先してください。



まとめ
犬の避妊手術の費用は、病院や犬のサイズによって異なります。子宮蓄膿症や乳腺腫瘍のリスクを下げられるとされるメリットがある一方、麻酔リスクや太りやすくなるといったデメリットもあります。
メリットとデメリットの両方を理解した上で、かかりつけの獣医師に相談して判断することが大切です。後悔のない選択をしてください。


参考リンク:ワンクォール 犬の避妊手術、PETTENA 犬の避妊手術費用ガイド、フォーマイドッグ 犬の去勢・避妊手術の費用
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