猫のトイレ選びで近年人気なのが「システムトイレ」です。通常のトイレとは異なり、専用の砂(チップ)とシート(ペットシーツ)の2層構造になっており、尿は砂を通過して下のシートに吸収される仕組みです。
この記事では、システムトイレのメリット・デメリットや、人気製品の比較、選び方のポイントまで解説します。

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システムトイレのメリット・デメリット
メリット
- 掃除が圧倒的に楽(尿の砂をすくう必要がない)
- 消臭力が高く、ニオイが気になりにくい
- 砂の飛び散りが少ない(大粒チップ使用)
- シート交換は週1回程度でOK
- 尿の状態が確認しやすい(健康チェックに便利)
デメリット
- 専用の砂とシートが必要(ランニングコストがかかる)
- 本体が大きめで置き場所を取る
- 細かい砂が好きな猫は嫌がることがある
- チップが大粒なので、砂かきの感触が合わない猫もいる
人気システムトイレの特徴比較
デオトイレ(ユニ・チャーム)
猫用システムトイレの代表的な製品です。壁が高め(快適ワイドタイプで約35cm)に設計されており、砂をよくかく猫ちゃんにも飛び散りが少ないのが特徴です。消臭・抗菌シートの性能が高く、ニオイ対策を重視する飼い主さんに人気です。
ニャンとも清潔トイレ(エステー)
オープンタイプとドームタイプがあり、壁はやや低め(のびのびリラックスタイプで約26cm)です。足の短い猫やシニア猫でも入りやすいのがメリット。木製チップの自然な香りが消臭に役立ちます。
アイリスオーヤマ お部屋のにおいクリア消臭
コスパに優れたシステムトイレです。専用の砂とシートが他社製品より手頃な価格で入手できるのが魅力です。初めてシステムトイレを試す方にもおすすめです。

システムトイレの選び方4つのポイント
ポイント1. サイズ
猫の体格に合ったサイズを選びましょう。大きめの猫や多頭飼いにはワイドタイプがおすすめです。小柄な猫にはコンパクトタイプでも十分です。
ポイント2. 壁の高さ
砂をよくかく猫には壁が高い製品、足の短い猫やシニア猫には壁が低い製品が向いています。愛猫の特徴に合わせて選びましょう。
ポイント3. ランニングコスト
システムトイレは専用の砂とシートが必要です。月々のランニングコストは製品によって異なるので、事前に確認しておきましょう。おおまかな目安として、月約1,000~2,000円程度が相場です。
ポイント4. フード・ドームの有無
ドーム型は砂の飛び散りやニオイをさらに抑えられるメリットがあります。ただし、狭い空間が苦手な猫や、体格の大きな猫には不向きな場合もあります。

システムトイレのお手入れ方法
- 毎日:うんちをスコップで除去
- 週1回:シートを交換
- 月1回:砂を全交換し、トイレ本体を水洗い
シートの交換頻度は製品によって異なりますが、週1回が一般的です。猫1匹の場合、シート1枚で1週間使えますが、多頭飼いの場合はもう少し頻繁な交換が必要です。
シートは毎週使う消耗品なので、まとめ買いしておくと切らす心配がありません。
よくある質問Q&A
Q. システムトイレに市販の猫砂を使ってもいい?
専用のチップを使うことが推奨されています。市販の細かい猫砂を使うと、スノコ目が詰まったり、尿が正しくシートに落ちなかったりすることがあります。
Q. システムトイレに切り替えたいときは?
今使っている砂にシステムトイレ用のチップを少しずつ混ぜて、2週間程度かけて徐々に切り替えましょう。いきなり変えると猫がトイレを使わなくなることがあります。
Q. ニオイが気になるときは?
シートの交換頻度を上げる、トイレ用の消臭スプレーを併用する、ドーム型を選ぶなどの対策が有効です。また、トイレの設置場所の換気も大切です。
まとめ|システムトイレで快適なトイレ環境を
システムトイレは、掃除の手間を大幅に減らし、消臭力も高いのが大きなメリットです。デオトイレ、ニャンとも清潔トイレ、アイリスオーヤマなど、それぞれ特徴が異なるので、愛猫の体格や習性に合わせて選んでください。
ランニングコストも含めて検討し、愛猫と飼い主さんの両方が快適に過ごせるトイレ環境を整えましょう。
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システムトイレの価格帯とコスト比較
システムトイレの初期費用とランニングコストを把握しておきましょう。
- 本体価格:約2,000~5,000円(セット品は砂・シート付き)
- 専用チップ(砂):月約500~1,000円
- 専用シート:月約500~800円(週1交換の場合)
- 月間ランニングコスト:約1,000~1,800円
通常のトイレ+猫砂に比べるとやや割高ですが、掃除の手間や消臭効果を考えると、忙しい飼い主さんには十分な価値があります。互換品のチップやシートを使えば、コストを抑えることも可能です。
システムトイレから通常トイレへの切り替え方
システムトイレが合わなかった場合の切り替え方も知っておきましょう。
システムトイレのチップに普通の猫砂を少しずつ混ぜていき、2週間程度かけて徐々に割合を増やしていきます。猫がトイレを使っていることを確認しながら、最終的に通常のトイレに完全に切り替えましょう。
いきなり変えると猫がトイレを使わなくなることがあるので、焦らずゆっくり進めることが大切です。切り替え期間中は、トイレ周辺の清潔さにも特に気を配りましょう。
多頭飼いでのシステムトイレの使い方
多頭飼いの場合、猫の数+1個のトイレを用意するのが基本です。2匹なら3個、3匹なら4個が目安です。システムトイレは通常のトイレより大きめなので、設置スペースの確保も事前に考えておきましょう。
多頭飼いではシートの交換頻度も増えます。猫1匹なら週1回で済むシートも、2匹以上なら週2~3回の交換が必要になることがあります。臭いが気になる前に交換するのがポイントです。

システムトイレを使い始める前に知っておきたいこと
猫の年齢による注意点
子猫の場合、システムトイレのチップ(大粒の砂)が足の裏に違和感を与えて使ってくれないことがあります。子猫が成長してから導入するか、チップの上に少量の通常の猫砂を敷いて慣れさせる方法もあります。
シニア猫の場合は、入り口が低いタイプを選ぶと出入りが楽です。ニャンとも清潔トイレの「のびのびリラックスタイプ」は壁が約26cmと低めなので、足腰が弱ったシニア猫でも使いやすい設計です。
設置場所のポイント
システムトイレは通常のトイレよりサイズが大きいため、設置スペースの確保が重要です。以下の点を考慮して設置場所を決めましょう。
- 猫が落ち着ける静かな場所(人の出入りが少ない)
- 換気が良い場所(臭いがこもりにくい)
- フードボウルから離れた場所
- 猫がアクセスしやすい場所(ドアの近くなど)
猫のトイレは本能的に食事場所から離れた場所を好むため、キッチンやフードボウルの近くは避けましょう。

システムトイレと自動トイレの違い
システムトイレと混同されやすいのが「自動猫トイレ」です。システムトイレは手動で砂やシートを交換する2層式トイレですが、自動猫トイレはセンサーで猫の排泄を検知し、自動的に砂を掃除してくれる電動タイプです。
自動猫トイレは便利ですが、価格が3万円以上するものが多く、故障リスクやメンテナンスの手間もあります。システムトイレは手頃な価格で導入でき、構造がシンプルなので故障の心配がないのがメリットです。
どちらを選ぶかは予算や生活スタイルによりますが、初めてのトイレ選びならまずはシンプルなシステムトイレから試してみるのがおすすめです。自動トイレは使い方に慣れてから検討しても遅くありません。

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